フォトアルバム

最近のつぶやき

The HERO

名人戦 対局日程

モバイル棋譜中継

最近のトラックバック

ブログ内検索?


  • このサイトを検索
    WWW を検索 Google

« イオンのポテトチップが美味しい日 | メイン | 大晦日2010 »

2010年12月31日 (金)

超主観的・棋界ニュース2010

今年も2010年の棋界について、10個挙げてみました・・・

第1位 「清水市代 vs あから2010」が実現

第2位 広瀬王位を筆頭に若手が大躍進

第3位 有吉九段・大内九段の引退と引退規定の改定

第4位 里見・甲斐の台頭で女流勢力図一変

第5位 永世棋聖資格の佐藤九段がA級から陥落

第6位 ダブルタイトル戦を勝ち抜いて久保二冠達成

第7位 今年の棋界も羽生名人を中心に回ったが・・・

第8位 渡辺竜王がA級に昇級、竜王7連覇

第9位 モバイル中継・電子書籍サービスがスタート

第10位 林葉元女流がLPSA公認棋戦に登場

以下、各話題について個人的な寸評を。

第1位 「清水市代 vs あから2010」が実現

【寸評】
今年の将棋界については、おそらくこの件が最もマスコミに多く採り上げられた話題かもしれません。
「将棋のプロがコンピュータに初めて負ける」・・・という面白可笑しい伝わり方は、予想以上に世間で受けたようにも思います。何事でも、“ターニングポイント”は大きな刺激を伴うようです。

今回の対局結果については残念ながら多くの将棋ファンの想定範囲内であり、トップ女流プロが敗れた結果自体については、それほど大きな意味はないと考えています。
重要なのは、将棋のプロを名乗る集団が、今後コンピュータ将棋と共存共栄していく姿勢をはっきりと見せたこと。
その流れのなかで“斥候”として選ばれたのが清水女流でしたが、この人選はいろいろな面であまりにも過酷だったと今でも思います。道義的にも、一定の生活が保証されたプロである将棋連盟の正会員が正々堂々と相手になるべきでした。
コンピュータ将棋との再戦があるのなら、どうやら将棋連盟の現会長である米長永世棋聖が相手になるようで、勝負の行方にも興味が湧くベストな人選だと思います。詳細はこちらから読むことができます。一読の価値ありますので、ぜひどうぞ。
個人的には、梅田さんのような発信力の高い人が、「あなた、少なくともトッププロよりは弱いでしょ?」と大先生本人の前ではっきり言える位置にいることに有難味を感じました。そんなん、インサイダー、全くのアウトサイダー、どちらでも無理ですからね。

コンピュータ将棋は更なる進化を遂げる途上にあり、いずれトッププロ棋士の実力を凌駕するのでしょう。
これは決して悲劇ではなく、素人の目から見た楽観的な観測としては、トッププロ棋士に勝利することを目指して培われた探索手法や評価関数自動生成の基本システムが、将棋とは全く異なる分野・業種においても技術応用され、いつか我々の日常の生活にも密接に関わってくるのではないかと見ています。
本当にそうなったとき、その礎が棋士との激闘を経て築かれたことについて将棋ファンとして誇りに思う日が来ることを夢見ながら、コンピュータ将棋が強くなる過程を見つめているところです。

第2位 広瀬王位を筆頭に若手が大躍進

【寸評】
プロ棋戦の結果で最もインパクトがあったのが、広瀬王位の誕生。
あれよあれよのうちに王位リーグ・挑決で数多のトップ棋士を蹴散らし、七番勝負も堂々たる戦いぶりで、あっさりと初タイトルを獲得しました。
今年は広瀬王位以外にも、豊島六段の王将リーグ制覇、戸辺六段の順位戦躍進と王位リーグでの活躍、糸谷五段のNHK杯準優勝と棋王戦でのベスト4入りなど、例年より増して若手の活躍が目立った一年でした。

第3位 有吉九段・大内九段の引退と引退規定の改定

【寸評】
前年度末、タイトルも獲得した往年の名棋士である有吉九段と大内九段に
C級2組順位戦でそれぞれ3つ目の降級点が点いて引退が決定。非常に寂し話題ですが、さまざまな動きが出たのは引退が確定してからでした。
引退確定後に有吉九段がNHK杯予選を突破したことで、引退日の規定が改定。また、大内九段も現役最後の対局となった竜王戦5組の残留決定戦に勝って有終の美を飾り、それが引き金の1つにもなったのか、これまでフリークラスの規定のみで決まっていた引退が、棋戦の成績によって延長できる制度に改定されました。

第4位 里見・甲斐の台頭で女流勢力図一変

【寸評】
年明けの女流名人位戦から、マイナビ女子オープン、女流王位戦、女流王将戦と4タイトル戦連続で保持者交代。
清水女流と矢内女流は無冠に転落し、甲斐女流が一気に複数タイトルを獲得、里見女流が10代で女流三冠を達成しました。
また、マイナビ女子オープンでのチャレンジマッチ制度創設や、一部女流棋士の正会員化への動きなど、今年も女流棋界が激動する一年となりました。

第5位 永世棋聖資格の佐藤九段がA級から陥落

【寸評】
インパクトとしては、なんといってもこれ。
名人2期を経験した永世棋聖資格保持者がA級から陥落。いまだにB級1組で指しているのが信じられないくらいです。
さすがに下のクラスでは力の差を見せ付けてA級復帰目前。来年度以降、6時間の将棋の勝ち方を再び体に染み込ます意味で今回のB1落ちが結果的に良かった・・・となることを祈っています。

第6位 ダブルタイトル戦を勝ち抜いて久保二冠達成

【寸評】
久保棋王が年明けの羽生王将・佐藤九段を相手にしたダブルタイトル戦(王将戦・棋王戦)に連勝、二冠を達成しました。久々に関西から複数タイトルが出たのは本当に嬉しい限り。
大和証券杯にも優勝し、近年の振り飛車躍進の象徴として見事な活躍ぶりでした。

第7位 今年の棋界も羽生名人を中心に回ったが・・・

【寸評】
王将は失冠したものの、名人戦、棋聖戦、王座戦とストレート防衛。朝日杯とNHK杯も制し、今年も強さを見せ付けました。
しかし、竜王戦では力負けして永世七冠獲りに失敗。
また、今年は戸辺六段、広瀬五段(当時)、糸谷五段、豊島五段(当時)に痛いところで敗戦。近年になく若手に苦戦する一年だったように思います。

第8位 渡辺竜王がA級に昇級、竜王7連覇

【寸評】
A級昇級と竜王7連覇はお見事。
竜王7連覇の価値を高めるためにも、二冠目の獲得が急務。

第9位 モバイル中継・電子書籍サービスがスタート

【寸評】
携帯中継にはお世話になりました。
将棋世界の電子書籍、iPadはもってないけど、とりあえずすごいらしい。

第10位 林葉元女流がLPSA公認棋戦に登場

【寸評】
これは勝っても「やっぱり」、負けても「やっぱり」となる対戦相手の中倉彰子女流が気の毒でした。
久々の林葉さんの登場に、かなり期待していたものの、まだ現役当時には程遠い印象。将棋よりむしろ林葉さんの健康面が心配・・・

次点は新人王戦での加來アマの活躍に。
惜しくも決勝三番勝負で敗れましたが、
もし優勝していたらどんな動きが出ていたんでしょうか。
見てみたかったです。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/366942/25683155

超主観的・棋界ニュース2010を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿