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2011年4月22日 (金)

アイドル【idol】

1 偶像。
2 崇拝される人や物。
3 あこがれの的。熱狂的なファンをもつ人。「―歌手」

もう3人が揃わないという事実を受けて、
自分が幼かった頃の背景がぽっかり空っぽになった気持ちです。
1日経って何か書こうと思ったけれど、活字にするのがつらいです。

田中好子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

合掌

2010年10月10日 (日)

清水女流vsあから2010、前日に思う

清水女流vsあから2010の決戦は明日の13時から。
マスコミ報道も結構あったので、
予想以上の多くの人から注目されることになりそうです。
駒桜会員ニコニコ生放送も)とモバイル会員には棋譜中継あり。
無料棋譜中継はありません。
あから2010の詳細や関連情報については、
適当に検索すればザクザクと出てくると思います。
floodgate上の「あから」が単純多数決の結果、
長手数の詰みを逃したり
したようですが、
もちろん明日登場する「あから2010」とはスペックが違います。

アマチュアのトップと互角以上の戦いをするコンピュータの相手に
女流棋士を“生贄”として指名するというやり方については、
私自身はいまだに納得できないでいます。
以前にも書いたように、こんなリスクの大きい件は
生活が保障されている連盟の正会員が相手にすればいいのです。
まあ、「公益法人のためならエンヤ~コラ~」
10人前後の女流棋士が正会員となる案
今秋の棋士総会で諮られるようですが。

明日の結果はどうなるか?・・・正直、かなり厳しいと思います。
しかし、こうなった以上は清水さんの勝利を願うしかありません。
清水さんに将棋の神様のご加護があらんことを・・・

こんなキャラクター↓に人間が負けるのは悔しいじゃないですか。

2010年10月 6日 (水)

ノーベル化学賞2010

The Nobel Prize in Chemistry 2010:

Richard F. Heck
Ei-ichi Negishi
Akira Suzuki

for palladium-catalyzed cross couplings in organic synthesis

今年の化学賞は「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング」に。

学部~大学院の学生時代は化学系に居たものですから、
まさに若き日の教科書を彩った面々ということになりますw
化学を勉強した日本人にとってはお馴染みの名前ですね。

クロスカップリングとは、簡単に言えば
異なる2つの構造をつなげる反応。
反応式では
 R1―X + R2―Y → R1―R2
と表現され、R1とR2は芳香族(ベンゼン環)など
比較的大きなグループの場合が多いです。
しかし、R1とR2をつなげる炭素間結合はそう簡単にはつながらず
触媒という存在が必要です。
反応物と触媒は数々の反応を連鎖的に起こしながらも、
反応が終わってしまえば、触媒自身は反応前と変化しておらず、
あたかも上記の反応式だけが進んでいる、というのがポイント。
エネルギー的な見方では、触媒を用いても反応熱は変わらないけれど、
活性化エネルギー(=反応エネルギー障壁)が
著しく低くなるということですね。
とくに、クロスカップリング反応においては、
パラジウムという希少金属の化合物が多く用いられています。

今回の受賞者はそれぞれ、溝呂木・ヘック反応、根岸カップリング、
鈴木・宮浦カップリングと呼ばれる新たな反応を開発しました。
溝呂木・ヘック反応は、名前のついている2人それぞれのグループが
日本化学会の英文誌(Bull. Chem. Soc. Jpn.)と
米国化学会の有機化学誌(J. Org. Chem.)に独立して報告したのですが、
メジャーな学術誌に掲載されたヘックのグループの報告が
遅れて報告したにも関わらず世界中によく知られたため
日本以外では単にヘック反応と呼ばれることが多いのですorz

根岸カップリングは有機亜鉛を用いるカップリング反応、
鈴木・宮浦カップリングは有機ホウ素化合物を用います。
日本人の受賞ということで、それぞれの研究内容については
おそらく新聞等で詳細に報道されるでしょう。
別々の分子の炭素原子と炭素原子をつなげる技術は、
まさに新しい分子をつくる基本技術であり、
その分野で日本人の研究が評価されたことは
非常に喜ばしいことと思います。

2010年10月 5日 (火)

ノーベル物理学賞2010

The Nobel Prize in Physics 2010:

Andre Geim
Konstantin Novoselov

for groundbreaking experiments regarding the two-dimensional material graphene

今年の物理学賞は「二次元材料グラフェンに関する画期的な実験」に。

それにしてもグラフェンですか。驚きました。
フラーレンのノーベル化学賞からもう14年も経つんですね。
カーボン材料で次にノーベル賞を獲るのなら
きっと飯島さん(カーボンナノチューブ)だと・・・orz

グラフェンは炭素原子の共有結合からなる二次元の単層シート。
炭素原子がsp2混成軌道と呼ばれる電子雲の張り出しをつくる場合、
上図にあるように炭素原子による六角形の格子が形成されます。
この六角形の格子の単層シートがグラフェンで、
何層にも重なってあるものがグラファイト(黒鉛)。
図にある鉛筆の芯ですね。
そして、グラフェンをぐるっと巻いて筒状にしたのが、
単層のカーボンナノチューブということになります。

グラフェンは炭素原子だけからなるシンプルな構造なので、
簡単な近似で電子状態計算ができることもあり、
グラフェンシートが精製される実験までに、
その物性が先行して明らかになった経緯があります。
すぐれた電気伝導性や汎用性の高さから、
古くより「将来のナノエレクトロニクスデバイス材料」として
大いに期待され続けていました。
ただ、グラフェンシートを実験的に手に入れることができない・・・

そんななか、グラフェンを手に入れる革新的な手法を編み出したのが、
今回の受賞者であるガイムとノヴォセロフ。
2004年、粘着テープを介してシリコンウエハ上のSiO2層に移すことにより
黒鉛からグラフェンシートを抜き出すことに成功しました。
“Scotch tape(セロハンテープ)法”と呼ばれるこの実験手法により、
グラフェンシートを手に入れることができるようになり、
ようやくナノテクノロジーに応用する段階に到達したわけですね。
それと同時に、彼らは実験で得たグラフェンから
異常量子ホール効果がグラフェンに見られることも発見しました。
そのあたりも含めて評価されたのだと思われます。

2010年10月 4日 (月)

ノーベル医学・生理学賞2010

The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2010:

Robert G. Edwards

for the development of in vitro fertilization

今年の医学・生理学賞は「体外受精技術の開発」に。

今日は時間があったので、受賞者発表の記者会見を動画で視聴。
委員のプレゼンテーションとインタビューも聴くことができました。
ヒトの体外受精・試験管内受精(IVF)という内容自体は、
ある意味かなり身近なものになっているわけで割愛しますが、
(思いっきり専門外なので、よくわからないorz)
ノーベル賞の委員がインタビューでしきりに強調していたのは、
エドワーズによる1978年の最初の体外受精の成功が
不妊に悩む世界中の夫婦に新しい希望の光を与えたということ。

それ以降、体外受精の発展に関わった研究者は、
エドワーズの共同研究者を含め数多くいるのでしょうが、
結局、エドワーズの単独受賞という形になった理由も
そこにあるようです。(というように聴こえましたorz)
いまや、体外受精で生まれたヒトは凡そ400万に達しました。
まさに“The Father of the Test Tube Baby”ですね。

2009年10月 9日 (金)

ノーベル医学・生理学賞2009

The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2009:

Elizabeth H. Blackburn
Carol W. Greider
Jack W. Szostak

for the discovery of how chromosomes are protected
by telomeres and the enzyme telomerase

今年の医学・生理学賞は「テロメアとテロメラーゼによる染色体保護の発見」に。

ちなみに、このエントリーは受賞発表日(10/5)の4日後に書いています。
この日は出張中ですぐに対応できなかったのですが、
当日のtwitterで書いた内容をもとにまとめてみますw

いまオワタ。 (6:31 PM)

出張先現地での仕事が終了し、帰宅するために東京駅へ移動しながら
ノーベル賞の公式ウェブを携帯からチェック。
医学・生理学賞の発表は日本時間で6時30分~となっていたので

まだ発表きてないの? (6:33 PM)

携帯から繋がらなくなったorz 発表されたのかも。 (6:38 PM)

・・・ということで、このあたりの時間に
公式ウェブで発表されたのだと思います。

繋がった!! 今年の医学生理学賞は染色体か~ (6:41 PM)

携帯でまず見えたのはヒトの染色体の絵。
そういえば染色体は英語でchromosomeだったと思い出しながら書き込み。

よくわからないけど、これはテロメラーゼ酵素の「悪さ」を
発見したことに対する受賞なんでしょうか?
 (7:00 PM)

これはちょうど地下鉄の駅にいるとき。
テロメラーゼ酵素がガン細胞を長生きさせるという話を
「ニュートン」か何かで読んだことがあり、
ここに書いた「悪さ」というのは「ガン細胞を長生きさせる」という意味でした。

いや、「悪さ」ではないのか。
いずれにせよ、テロメラーゼによる染色体保護を見つけたのが
女性たちだとは初めて知りました。
 (7:11 PM)

「ガン細胞を長生きさせる」という人類にとってマイナスなことが
受賞理由なわけがなかろう・・・ということで。
(実際はそうだったわけだがorz)
この分野はあまり詳しくないので、
受賞者の名前は自分の記憶にありませんでした。

それにしてもwikipediaは更新はやいねえw 
これから移動なので、あとはウィキで
「テロメア」「ブラックバーン」あたりをご参照あれ。
 (7:24 PM)

・・・というわけで、もう投げやりw
新幹線でヘタってた頃ですわ。

以上、詳細内容はもうすでに4日も経っているので省略しますが、
テロメアとは染色体の末端部にある塩基配列を繰り返している部分で、
染色体末端を保護する役目をもちます。
テロメラーゼはその反復配列を伸長させる酵素で、
簡単に言えばこの酵素が多いと細胞が長生きする。
つまり、テロメラーゼ酵素をコントロールすることができれば
老化現象をコントロールできるということですね。

2009年10月 8日 (木)

大いなる前進

金子先生の逆転無罪判決、心よりお慶び申し上げます。
大阪高裁の賢明な判断に敬意を表します。

読売新聞 朝日新聞 毎日新聞
産経新聞 日経新聞 時事通信
京都新聞

2009年10月 7日 (水)

ノーベル化学賞2009

The Nobel Prize in Chemistry 2009:

Venkatraman Ramakrishnan
Thomas A. Steitz
Ada E. Yonath

for studies of the structure and function of the ribosome

今年の化学賞は「リボソームの構造と機能に関する研究」に。

「化学」というより「分子生物学」からの受賞ということになりますね。
リボソームは高校の「生物」で習う言葉ですが、
すべての細胞の細胞質に含まれている構造のひとつで、
DNAからメッセンジャーRNAに転写された遺伝情報に従って
タンパク質を合成する作業(翻訳)が行われる小器官です。
そのはたらきの詳細については、国立遺伝学研究所のウェブでの
アニメーションを用いた説明が非常にわかりやすいです。

リボソームは大小各1個のサブユニットから構成され、
今回受賞したラマクリシュナン、スタイツ、ヨナスの3名は
それぞれの研究グループでリボソームのサブユニットの構造を
原子レベルで明らかにして、リボソームの機能を解明しました。
とくに、アミノ酸をつなぐためのペプチド鎖を作る反応について、
その活性中心の場所や反応(翻訳)の詳細なメカニズムを理解するためには
原子レベルでの構造解析が不可欠だったわけで、
それが大きな評価につながったのだと思います。

今日ではタンパク質や核酸(DNA・RNA)の原子構造については
Protein Data Bank という国際的なデータベースがつくられ、
パブリック・ドメインとして誰でも無償で利用できるようになっており、
そのデータベースファイル(pdbファイル)の記述形式は、
3次元構造を視覚化ソフトウェアに読み込む場合の
標準組織の1つとなっています。
ネット上ではリボソームのサブユニット構造の図が数多く見られますが、
このような図が容易に見られるようになったのも
データベース等の環境整備が近年非常に進んだということであり、
今回の受賞理由に関連して付け加えておきます。

2009年10月 6日 (火)

ノーベル物理学賞2009

The Nobel Prize in Physics 2009:

Charles K. Kao

for groundbreaking achievements concerning the transmission of light
in fibers for optical communication

Willard S. Boyle
George E. Smith

for the invention of an imaging semiconductor circuit – the CCD sensor

今年の物理学賞は「光通信のための光ファイバー伝達に関する革新的な実績」
「CCDセンサ - イメージ半導体回路の発明」に。

さて、日本人にとっては、光ファイバー=西澤潤一ということになりますが、
今回の受賞理由が、いつもの“discovery”や“invention”でなく
“groundbreaking achievements”というあたりに、
注意深く西澤先生を外してカオを選んだ意図を感じましたorz
カオが論文で提唱した通信実用化に必要な光の損失率について、
1970年に米国コーニング社がその数字を実現して先に特許を取ったことが
日本にとって大きな痛手となってしまいましたね。
西澤先生の受賞については、できるだけ早期に
また違う内容で成就されることを祈ります。

デジカメやコピーに広く使われているCCD(電荷結合素子)は
ベル研のボイルとスミスにより発明されたもので、
画像をとらえる受光素子が光から発生した電荷を転送することにより
画像を電気信号に変換するカラクリをもつイメージセンサです。
磁気バブルメモリの動作原理から着想され、1970年に発明されました。

これらの詳細は「光ファイバー」「CCDイメージセンサ」等で検索すれば
いたるところに相当に詳しく書かれていますが、
今回の2つの受賞理由の共通のキーワードとしては、「伝達・転送」のほかに
「1970年に発明」ということが挙げられます。
発明から40年近く経ち、両分野でどれほどの技術進歩が遂げられてきたか、
振り返ってみればそのスピードに驚かされるばかりです。
受賞者3人ともご高齢であり、1970年のビッグバンをまとめて振り返るには
今年が最後のタイミングだったのかもしれません。

2009年5月15日 (金)

かなえた夢を確かなものにすること

瀬川四段が今日の午前の対局(棋聖戦一次予選)に勝利し、
直近35局の勝率が.657となったため、
「30局以上の勝率が6割5分以上」の規定により
フリークラスから順位戦C級2組への昇級が決まりました。
今期の順位戦はすでに組み合わせ抽選が終わっており、
来年6月に開幕する来期の順位戦からの参加となります。
なお、フリークラスから順位戦C級2組への昇級は、
伊奈六段、伊藤(博)六段に次いで3人目。

瀬川四段は「あと2連勝」の壁がなかなか破れませんでしたが、
先月23日の橋本七段戦(王将戦一次予選)で実力者相手に殊勲の星を挙げ、
はじめて「あと1勝」の状況になっていました。
今日の中座七段戦で見事に“立直一発”を決めました。
おめでとうございます。